最近色々と話題のiDeCoの話。手数料負け~みたいな話を聞くので、実際どうなのか調べてみた。率で取られるのであれば、インデックスの取り崩しと同じで成長率で上回れば問題ないのではないだろうか。
結論、定額だったのでそれは手数料負けするなという感じ。今回は以下サイトを参考。筆者はSBIユーザーなので…。
「初回手数料で2829円
加入者で月額171円、運用指図者で月額66円」
まあ問題は様々な面で改悪が進む可能性があることだが…。それはいま議論しても仕方がない。
とりあえず本業の年収が多ければ節税効果は高い。そして、月5000円でも5年以上積み立てられるのであれば、30万の年リターン1%の3000円でも手数料は賄える。若ければ運用期間は長くなるので、複利のリターンを考えれば恐らく最終的な税金を考慮してもトントンにはなる。そのうえで控除が効くため、とりあえずFIREを目指すのであってもやっておいて損はないと考えている。
どちらかというと最大の欠点は60まで資金ロックされることであるが、念の為の保険か、現状その年齢になったら確定拠出年金と併せて家を買ってもいいかもなあとか考えている。個人型年金保険よりは手数料込みでよっぽどマシなので。
余談だが、社会保障や社会保険料の制度が改悪に向かう原因としては、明らかに年金制度が破綻していることが原因と言わざるを得ない。知り合いの国家公務員もそう言っている…。
人口的に多い世代が政治の主権を握り、少子化が加速して国家が滅ぶの、民主主義の皮肉という感じである。筆者も今後社会保険料が上がり続けるのに定年まで働き続ける意欲を保ち続けられるかは定かではない。そして金銭の面で子どもが欲しいという気持ちは今一切ない。社会人になってから分かるが、子どもがぜいたく品というのは言い得て妙だと思う。社会としてどうしても未来が明るくなく、それを我々の世代ではどうしようも変えられない。これが続くということは想像に難くなく、自分が受けてきた施しと同じものを子どもに提供できない見込みの方が高く、幸せにさせてやれない確率の方が大きいと感じてしまう。
まあ、それでも戦争が起こってないだけ本当に恵まれている。恵まれているからこそ、そういう風に考えてしまうのだろう…。
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